お知らせ

 

令和4年度夏季実技講習会および鑑賞教育研究会について

令和4年度夏季実技講習会を実施しました

柚木先生のレクチャー

(概 要)

 東北芸術工科大学が教育連携校で授業実践している「デザイン思考を活用した探究型学習プログラム」として、同大学教授 柚木泰彦氏 を講師に招き、他者の視点に立つ探究の基本姿勢を育む指導案として「友人のための財布をつくる」を行いました。

1 期 日   令和4年9月8日(木)

2 会 場   茨城県近代美術館 1階 講座室

3 参加者   19名

4 内 容

 デザイン思考を活用した「探究的な学び5つの活動」の体験を通して、他者の視点から探究を進めるための基本的な取り組み姿勢を体得しました。

ヒアリングを繰り返してどんな財布が欲しいかを書き出し、まずプロトタイプを作ります。

 

プロトタイプを基にヒアリングをしながら、デザインに改良を加えていきました。

 

 今回ご教示いただきましたデザイン思考による探究型の協働プログラムは、高等学校の新しい美術・工芸教育を模索するなかで、個人の趣向に沿ったデザインを対話を取り入れながら作り上げていくという点において、ともすると提案型になりがちなこれまでのデザインの学習に、新しい価値を取り入れる大変良い実践例でした。

 柚木先生にご教示頂きました内容を、本県の美術・工芸教育の充実のために、早速取り入れさせて頂きたいと存じます。